映画「黄昏」レビュー

1981年のアカデミー賞受賞作。人生の黄昏に差し掛かった老夫婦と、その娘、娘の結婚相手と連れ子との心の交流を描いた作品。父と娘は長年ソリが合わず、疎遠になっていて、二人の関係性が大きなテーマになっています。父親役のヘンリー・フォンダと娘役のジェーン・フォンダは実の親子。実生活でも不仲で、ジェーン・フォンダが、父親のために映画化権を獲得したそうです。そういったバックグラウンドのせいか、非常に説得力のある作りで、ラスト近くでは、心が暖かくなりました。全体的に穏やかな味わいに満ちていて、ゆったりとした気持ちになれる本作。妻役のキャサリン・ヘプバーンの年を重ねても気品ある佇まいも良く、いろいろな人に観て欲しい作品です。

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