映画「ライフ・イズ・ビューティフル」レビュー

「午前10時の映画祭8」グループAの2本目。2〜3回目の鑑賞だと思います。ロベルト・ベニーニ監督・脚本・主演の喜劇。イタリアでのナチスドイツ強制収容所内で、幼い息子を怖がらせないため、「これはゲームだよ」と優しいウソをつく物語。ちょうど、今読んでいる本「サピエンス全史」のテーマがこの映画とシンクロ。人類が他の動物と違う点は、「虚構」に価値を見出せるということ。この映画は、強制連行という恐ろしい現実も「虚構」によってその姿を変える可能性がある、ということを示唆しています。久々ながら、序盤のロベルト・ベニーニの演技がやたら過剰かつ饒舌で鼻につくが、だんだん気にならなくなってくるから不思議。それどころか30分くらい過ぎると心地よくなってきます。途中、声を出して笑ってしまうくらいおかしい場面も数か所ありました。ホロ苦い話ながら、幸せな気分になる秀作。これは必見ですね。

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