インド映画「PK」レビュー

インド映画の中でも最高傑作ではないかと思われる「きっと、うまくいく」。その監督と主演のアーミル・カーンが再びタッグを組んだSF、コメディ、ドラマを融合した、これもジャンルミックスな名作。前作の学園ドラマのスタートと打って変わって、今回、まさかのSF。地球にやってきた異星人が、地球の「宗教」に出会い、そのカルチャーショックから起こる「様々な軋轢」をうまく「笑い」に昇華。笑いながらも、「神って何?」、「宗教って何だろう?」という問いかけを私たちに突きつけてきます。その答えは、人それぞれですし、信仰の自由が法律で認められていますし、何の宗教を信じても本人の自由。ただ、拝金主義の布教は厳につつしみたいところ。まぁ、僕は困った時の神頼み、という典型的な日本人でして、厄払いとか初詣に行く程度の信仰心。今、読んでいる「サピエンス全史」にも「宗教は、協業を可能にするための妄想」とハッキリ書かれていて、「それを言っちゃあおしめぇよ」ってな感じですが、ほとんどの人類が薄々気づいている事実じゃないでしょうか。話が脱線しましたが、本作は間違いなく良作。ラストは涙無しでは見られません。全ての映画ファン必見の作品です。

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