
久しぶりに土日で映画3本観ました。
半世界
映画アドバイザー・ミヤザキタケルさんの投稿をきっかけに鑑賞。
ミドルエイジクライシスの乗り越え方を描いた作品なのかな、と思いきや、ちょっと違いました。それでも、思わず涙がこぼれたし、しみじみと心に染み入る映画。
後半のドラマチックな展開は、最近の映画やし、「映画的なサプライズ」が必要だったのかな、と。中年の主人公たちの「それでも生きていく」感を期待していたので、少し違った感はありましたが、それでも良かったです。
主演の稲垣吾郎を映画で初めて観ましたが、演技がとても自然で良かった。私には、あの三人のような親友がいないので、観ていて羨ましくも感じました。でも、幼なじみはいるので、コロナ禍で難しいんですけど、また再会したいと思います。
私ももうアラフィフで、今後の人生の生きがいを模索していますが、その端緒にはなったかな、という良い作品でした。
リトル・モンスターズ
「ブラックパンサー」、「アス」のルピタ・ニョンゴが保育士を演じるゾンビ映画。
ゾンビ映画なんですけど、ほぼゾンビは添え物で、主人公たちの成長とかのドラマ部分が熱い。30分近くゾンビが出てきません(笑)。
最初、主人公がぜんぜん感情移入できないダメっぷりで何度も視聴を断念しましたが、観てよかったです。それにしても、ルピタ・ニョンゴのアクションはすごい。二の腕も何気に筋肉質。「ブラックパンサー」の次作が楽しみです。そういえば、彼女、「スターウォーズ フォースの覚醒」マズカナタ役なんですね。特殊メイクが凄すぎて分かりませんでした。
ホットファズ
エドガー・ライト監督作品。サイモン・ペッグと共同で脚本を執筆したポリス・アクションコメディ。
他作品では、ダメ男やミッションインポッシブルの愛すべきベンジー役が印象的なサイモン・ペッグ。そんな彼が、超エリートの警察官を演じているだけで面白いです。
正直、前半はやや退屈だったのですが、後半の超・展開には、目を見張るものがあります。コメディ、ホラー、サスペンス、ポリスアクションと1本でさまざまな映画の要素を楽しめるのが秀逸な本作。「ベイビー・ドライバー」にピンと来た方ならオススメの一本です。