日本史・世界史と分けずに学べる「全世界史・上巻」。歴史好きにはオススメ!

  • 2019年8月16日
  • 2019年8月16日
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全世界史・上巻

大検(旧高卒認定資格)時代に世界史をとっていたり、日本の戦国時代が好きな私。昔から歴史を勉強するのは好きだったのですが、さすがにほとんど忘れてきたので、ここらへんで復習したくなってきました。以前から、出口治明さんが世界史の本を出していたのは知っていたので、先日、Kindle Paperwhiteを購入したので、電子書籍で読んでみようと購入。久しぶりの歴史の勉強はとてもためになる時間でした。


日本史・世界史と分かれずに学べる横断的世界史

全世界史・上巻
私の大検時代は、「日本史」「世界史」と科目が分かれていて、世界史の中でもインド史、中国史、ヨーロッパ史など地域ごとに分かれていて、なかなか横のつながりが分かりにくいこともあり、確か試験でも同時代に別の地域で起こった事件を選べ、などという嫌らしい問題があったのを想起されます(笑)。この本では、世界史を「日本史」もひっくるめて横断的に記述。あえて「全世界史」と言うタイトルにしているのは、そういうことなのです。たとえば、「古事記」、「日本書紀」の創作のくだり。唐・新羅の連合軍に白村江の戦いで敗れた倭国の持統天皇と藤原不比等。彼女たちが、「古事記」、「日本書紀」を創作したのは、大唐世界帝国に対抗して、倭国のアイデンティティを確立しようとしたのがその理由だというのです。かなり大胆な仮説ですし、そのまま納得できない方もおられるのではないでしょうか。ですが、この発想が面白い。また、当時の平城京には、白村江で滅びた百済の王族、唐からの来訪者、唐を経由してきたペルシャ人、海からは南アジアの人々など、人工の7割が外国人であったという説もあるそうです。とてもロマンを掻き立てられます。他にも、「キングダム」で有名になった中国戦国時代の秦、「ヴィンランド・サガ」のヴァイキングの活躍などは、漫画やアニメで親しんでいたので、興味深く読ませていただきました。

あとがき

歴史に関する興味を思い出させてくれるきっかけとなった出口治明さんの「全世界史」。再び歴史の勉強熱がふつふつと湧いてきたので、興味のある本を見つけては読んでいこうと思います。


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