
まだ受験2年前ですが、ケアマネジャー試験対策を始めた私。テキストを一冊読み終えて手にしたのが、「ケアマネジャーはらはら日記 」という書籍。まだ本格的な勉強を始めるには早すぎるし、とりあえずケアマネジャーの仕事の実際を知りたい、という思いで、書店でパラパラ読みして面白そうだったので購入しました。
想像を絶する過酷なケアマネ業務
著者の岸山真理子さんは、68歳ですが、現役で働かれているケアマネジャー。本書は、主に地域包括支援センターでの勤務の日々が赤裸々に綴られています。地域包括支援センターのケアマネジャーの業務の範囲ですが、想像以上にとにかく広い、の一言。え?それって社会福祉士や市の職員の仕事ちゃうの?という業務も担当していたりします。文中で「何でも屋」という表現がありますが、まさにその一語に尽きますね。病院診察の付き添いはもちろん、あらゆる制度の網の目にかからない方の見守りをどう行うか、といったことまで、それこそ福祉や介護に関するありとあらゆる業務をこなす岸山さんの日々が気になってページを捲る手が止まりませんでした。また、ケアマネ求人事情などの転職の実際、職場での立ち居振る舞い方なども非常に勉強になりました。
実際にケアマネになる時の脳内シミュレーションが出来た
本書を読む事によって、岸山さんの経験を脳内で追体験出来ました。もちろん、私が将来経験するであろうケアマネジャー業務とは異なるでしょうけど、あらかじめ準備しておくことは非常に大事なこと。本格的にケアマネの勉強を始めるのは、来年以降になりますが、とりあえず今は日々の特養での介護業務に精一杯取り組んでいこうと思います。