全国の介護職のみなさん、
こんにちわ!ゴーペガ@goldpegasus2010です。
コロナ禍のご時世、お忙しい毎日を過ごされていることと思います。
介護職にとっての一つの試金石であり、
新米職員の卒業証書とでもいうべき「介護福祉士」の資格。
私は、2018年度の介護福祉士試験に合格。
平成30年(2018年)3月28日に合格証書が届きました。
125点満点中103点。
文句なしの合格です。
普通はここまで点数を取らなくても良いですが、
万が一にも落ちたくないので、結構勉強しました。
この記事を書いているのは、2022年1月27日。
さすがに、2022年試験は間に合いませんが、
2023年試験の受験者に向けて、
介護福祉士のメリットや私の体験談を踏まえた
勉強法などをお伝えできれば、と思います。
介護福祉士のメリット
スキルアップ
介護福祉士の勉強なんて実務に関係ない、
などという職員もいますが、やはり知識は必須。
介護職としての倫理や認知症の知識、
コミュニケーション技術、
実務者研修においての喀痰吸引の知識など
介護に関する様々な知識を学べます。
それまでの経験で体得していることも
あるでしょうけど、独りよがりの知識ではなく、
根拠に基づいたケアができるように
なるのではないか、と思います。
資格手当がつく
施設によっては、介護福祉士の資格手当があり、
給与アップも期待できます。
私は、特養3社の勤務経験があります。
その3社の介護福祉士の資格手当は下記のとおり。
- A社…25,000円
- B社…10,000円
- C社…10,000円
現在、勤めているA社が突出して高いですが、
どの施設も大体10,000円はいただけるのではないでしょうか。
「給料が安い」と言われる介護職ですが、
この金額はありがたいです。
というか、この資格手当を入れても、
一般的な給料よりも低水準なんですが。
転職に有利
また、転職にも有利となります。
私は、ある介護施設で5年勤務経験しました。
その施設の在籍中に介護福祉士に合格。
在職中に転職活動をしましたが、
面接を受けた3社全てに合格しました。
その後、パワハラなどの理由で
退職を決意し、再び転職活動をしました。
その時は、2社中1社に合格。
ちなみに、そのうちの1社は別の1社に合格して
入社を即断したので、合否を未確認なだけでした。
介護福祉士資格をとるメリットをまとめます。
- スキルアップ
- 資格手当がつく
- 転職に有利
このように、介護福祉士は介護業界で働くみなさんに
とって、必須の資格といえます。
介護福祉士の勉強法
試験の半年前から中央法規のワークブックを読む
私は、ワークブックを読むことから始めました。
試験の半年前から始めた、と記憶してます。
ちなみにリンク先は2022年度のワークブックです。
必ず、最新の2023年のワークブックを
購入されるようにお願いします。
例年で言うと、2022年の6月ごろに発行
されるのではないかと思います。
この中央法規のワークブック。
なんと上下巻あり、ページ数も毎年ほぼ400ページ×2冊と
なかなかのボリュームです。
忙しい介護の仕事をこなしながら、
この分量のテキストを読む、という苦行を強いられます。
私自身は、勉強好きとはいえ、なかなか大変でした。
休日は、大阪市内のコメダ珈琲などの
カフェで数時間勉強に費やしたりしました。
今ではいい思い出です。
来年はケアマネ試験なので、ちょっと早いですが、
勉強生活が始まりそうです。
最初は何回か読もうと意気込んでいたのですが、
1回通読がやっとでしたね。
それでも概観は把握できて、問題集を解くための
知識は頭に残っていたりします。
中央法規の過去問題集を解く
これが介護福祉士の勉強の要といっても良いでしょう。
こちらもリンク先は、2022年の問題集です。
必ず、最新の問題集を手に入れてくださいね。
例年ですと、4月末ごろだと思います。
ワークブックよりこちらの方が先に出るのが残念ですね。
とにかく中央法規の過去問題集を解く。
これに尽きる。
何回も解きたいところですが、
これも1回解いただけでした。
それでも、「ワークブック&過去問題集」で
100点オーバーの点数が取れたので
とても完成度の高い問題集だと思います。
時間がないとか、1冊で済ませたい、と言う方には、
この問題集だけをやり込むことをオススメします。
受験資格の確認&試験前日、当日の注意事項
受験資格の確認
順番が前後しましたが、必須なのが受験資格の確認。
私は、異業種からの転職組。
高校・専門学校などのルートではなく、
実務経験ルートになります。
「3年の実務経験+実務者研修」が受験資格となります。
詳しくは介護福祉士国家試験・受験資格(資格取得ルール図)を
ご確認ください。
「実務者研修」の取得が半年程度かかったりするので、
余裕を持って、受験勉強をするならば、試験日の1年前くらいから
受講申し込みをしておくとよいでしょう。
夏までに実務者研修を取得すれば、秋冬は受験勉強に専念できます。
ちなみに、私は「三幸福祉カレッジ」という学校にしました。
試験前日の注意事項
とにかく、「早く寝る」!
今まで勉強をしてなかった人が、
前日に今さら勉強しても間に合いません。
思い切って寝ましょう。
勉強を十分にしてきた方も、睡眠不足で
問題の読み違いや判断ミスをしないためにも。
とにかく早く寝ましょう。
22時ごろまでに眠れると安心ですね。
持ち物チェックも大事です。
- 受験票
- えんぴつ5本くらい(シャープペンはマークシートに不向き!)
- 消しゴム(転がしてなくしてもよいように、2個用意)
- 財布(現金)
- 家の鍵
- 時計(携帯電話の時計は使用禁止なので。)
- ハンカチ、ポケットティッシュ
- 脱ぎ着できる服装(私が受験したインテックス大阪はむちゃくちゃ寒い!ユニクロのウルトラライトダウンなんか軽くて畳めるし、オススメ。)
これらの持ち物を「試験前日」には準備完了しておきましょう。
当日朝にあわてて準備しないようにしてくださいね。
受験当日の注意事項
余裕を持って起床しましょう。
ギリギリの時間に起きて、滑り込みセーフでは、
本来の力を発揮できないと思います。
また、家を出る前に持ち物チェックを忘れずに。
特に受験票は必ず確認しましょう。
また、1つの問題に時間をかけすぎないこと。
もし、わからない問題があれば、飛ばして次にいきましょう。
そして、最後の見直しの段階で
じっくり考えればよいのです。
そして、わからなければ、5択問題のうち、
適当に1つをマークしましょう。
5分の1の確率で正解します(笑)
まとめ
私の経験を踏まえた「介護福祉士・試験勉強法2023」。
いかがでしたでしょうか。
以下に、記事の要約をまとめます。
- 介護福祉士のメリットは、スキルアップ、給与、転職に有利
- 半年前から、中央法規のワークブック(上下)、過去問題集を1回以上解く
- 受験資格の再確認、前日及び当日の注意事項の確認
介護職員のあなたが、2023年の介護福祉士試験に
合格され、社会に貢献されることを願っております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!