台風×巨大ワニのサバイバルスリラー映画「クロール」。父と娘の絆を描き、物語に深みも。

映画クロール

昨日、日本列島を襲った台風19号の衝撃も覚めやらぬ中、巨大ハリケーン×巨大ワニの恐怖を描いたサバイバルスリラー映画「クロール」をなんば パークスシネマで鑑賞してきました。

ハリケーン×巨大ワニのサバイバルホラー

主演は、イギリスの女優カヤ・スカデラリオ。「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」や「メイズ・ランナー」シリーズに出ているようですね。私はメイズランナー見ましたが、あまり印象に残っていませんでした。本作のような高い演技力も求められるスリラーに、よく合っているように感じました。

監督は、「ハイテンション」、「ピラニア3D」のアレクサンドル・アジャ。製作にサム・ライミ。サム・ライミと言えば、「死霊のはらわた」、「スペル」などのホラー映画の名手であり、「スパイダーマン」3部作と言うヒットシリーズも手掛けていて、近年では「ドント・ブリーズ」のスマッシュヒットが記憶に新しいところです。

巨大ハリケーンだけでもパニック映画として成立しそうですが、それに加えて自宅地下での巨大ワニたちの恐怖を描き、サバイバルホラーとして秀逸な出来。サメ、恐竜などはホラーの定番ですが、「ワニ映画」は斬新だったので興味深く楽しめました。ハリケーンによる水没の恐怖は、台風19号の水害を経験した私たち日本人にはあまりにもタイムリー。公開時期がもうちょっと後だったら、おそらく自粛していたのではないかな、というほどのリアリティです。

人間のキャラクター描写が秀逸

主人公ヘイリーは、大学の競泳選手。冒頭の水泳大会でライバルにもう少しのところで敗北します。本作はそんな水泳に対する主人公の葛藤や、疎遠になっている父と娘との関係性を描いています。再び父の娘との絆を取り戻す過程や、自分自身の課題である水泳と向き合い克服していこうとする心身の成長も描かれていて、ただのパニックスリラーで終わらないのはサム・ライミの凄いところ。良いホラー映画は、「人間」を描けているところが違うと思いますが、本作は人間の描写や造形がしっかりしているので、自然と感情移入できました。

あとがき

87分と短くまとまっていて、「ワニ×台風」という新鮮な舞台設定が面白いサバイバルホラー映画「クロール」。とてもよく出来ているので、ぜひ観て欲しい映画です。

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