究極の映画体験を実現するという話題の上映方式「ドルビーシネマ」。関西では、梅田ブルク7に6/28に初導入。さっそく、6/30にMCU最新作「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」を鑑賞してきました!
目次T・ジョイ DOLBY CINEMA™
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「IMAX」と並ぶ最上級の上映方式「ドルビーシネマ」
極上の上映方式としては、すでに「IMAX」がありますし、皆さんもご覧になったことがあるのではないでしょうか。他には、「4DX」や「MX4D」という座席が揺れたり、水や風が吹き出すという体感型のアトラクションのような上映方式もあります。
IMAXで観た&観たかった映画ベスト5をご紹介!
家庭とは段違いの度肝を抜く画面の大きさと音響の素晴らしさを誇る映画館の「IMAX 」上映。私が今まで観てきた(もしくは観たかった)中で、オススメ映画ベスト5をご紹介します!!第5位「ブレードランナー2049」ブレードランナー 2049 (字
「ドルビーシネマ」は、映像の「ドルビービジョン」と音響の「ドルビーアトモス」という2つの特徴を兼ね備えた上映方式です。「ドルビービジョン」は私の感じたところでは、家の4KテレビでNHKの4Kカメラで撮影した映像を見たときの感動に近い。意外と映画館の画像って粗かったりするのですが、これは本当に高精細。また、有機ELディスプレイの広告でよく聞く「深みのある黒」を表現できるということで、宇宙空間を舞台にしたSF映画を見たらもっと感動できそうです。「インターステラー」や「ゼロ・グラビティ」のリバイバル上映があったら、ぜひ見てみたい!「ドルビーアトモス」はすでにTOHOシネマズのいくつかの映画館で導入されている技術。音声オブジェクトと呼ばれる独立した実体となった音響は、自動車のエンジン音、拳銃の発射音、風の音、ささやき声などを別個の対象のように扱い、3次元の映画館の空間を駆け巡ります。「ムービングオーディオ」ともいうようですね。スクリーンのデザイン自体も工夫されているようで、上映が始まったらまさに「漆黒の闇」。余計なライトとか映画に関係のないものが視界に入らないように工夫されているそうです。また、スクリーンに入るまでの廊下の壁面に投影された「AVP(オーディオビジュアルパス)」というプロジェクターの映像があるのですが、「これから映画を見るんや!」という気持ちを盛り上げてくれます。ちなみに、梅田ブルク7の鑑賞料金は、通常料金に+500円。スパイダーマン・ファーフロムホームのようなドルビーシネマ3D作品は+900円となっております。
マーベル最新作「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のレビュー
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)フェイズ3の最終作。衝撃の「アベンジャーズ/エンドゲーム」の次作で一応の区切りを迎える本作。エンドゲーム後の世界なので、マーベル初見の方はなかなか入りづらいですが、期待を裏切らない出来栄え。極上のコース料理のようだったエンドゲームの後だけに、こういうスパイダーマン単体に焦点をあてたティーンエイジ青春ものだとほっと一息つけますね。ネタバレせずにレビュー書くのが非常に難しいですが、頑張ってみます(笑)。簡単に言うと、ある人物から後継者に任命されたスパイダーマン(トム・ホランド)がティーンエイジャーらしく(?)現実に目を背けて、恋愛や学校のヨーロッパ旅行に夢中。様々な葛藤を経て、自らのヒーローとしての資質に目覚め、決意を固める、というストーリーです。また、起承転結の「転」の部分がよく出来ている。ラストも「次のフェイズ」はどうなるのか?楽しみが尽きない。これからも楽しみな映画クロニクルです。
あとがき
パワフルで極上の映画体験を得られる「ドルビーシネマ」。「IMAX」と甲乙つけがたい上映方式で、今後、どちらを見ようか非常に迷います。「梅田ブルク7」では5本鑑賞ポイントを集めると、「年間無料パスポート」や「無料招待券」が当たる応募券が得られるので、興味のある方は集めてみては?今回は、「ドルビーシネマ」と「スパイダーマン最新作」のレポートでした!