今の施設では、排泄委員会という今までの勤務先には無かった珍しい委員会があります。
結構、オムツや排泄関係にも力を入れています。
オムツメーカーによって「当て方」も違う
大阪での介護職時代は、そんなに「オムツ」やパットのことに気を留めてはいませんでした。
しかし、一口にオムツと言ってもさまざまな種類があります。
今日学んだのは、以下の3つ。
1.適切なサイズのアウター(オムツ)を選ぶ
アウターとは、パットではなく、外側のカバーのことを指します。
いわゆるオムツのことですね。
オムツは、大は小を兼ねません。
大きいサイズを選ぶとブカブカになって、漏れやすくなります。
また、小さすぎるオムツも肌かぶれなどでトラブルを生じます。圧迫感もありますね。
2.尿量とお肌に合わせたパット選び
次は、尿量とお肌に合わせたパット選びです。
利用者様によって、尿量の多い・少ないがありますので、経費削減の観点からも適切なパット選びは重要となります。
最近は、お肌に優しいパットも各社からいろいろ登場しているので、スキントラベルに悩まされている利用者様に最適なパットを選びたいです。
3.オムツの当て方(職員の手技)
最後は、オムツの当て方です。
どんなに適切なパットとオムツを選んでも、当て方が悪かったら、尿漏れや便漏れを起こしてしまいます。
今日の講習会では、下記の4点が特に勉強になりました。
・パットは山折りではなく、谷折りであてる
→メーカーによって違うポイント。以前のメーカーは山折りで尿道口にあてる感じだった。
・オムツのギャザーが川で言う堤防代わり。ギャザーをしっかりと立てて、尿漏れを防ぐ。ギャザーとギャザーの間に尿道口を入れる
・テープをクロスさせて留める。
→まず、下のテープから上に当てる。ひらひらを作らないのがポイント。
・拘縮の方の当て方
→拘縮のある脚の方から、先に上下留める。左右対称でなくてもよい。
文字だけでは分かりにくくて、すみません。
あとがき
メーカーの人から直接、オムツの当て方の講習を受けられたのは、とても有意義でした。
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