「住宅ローン」の取り扱い説明書を読むならこれ。基本から学べます。

住宅ローンで「絶対に損したくない人」が読む本

人生最大の買い物「マイホーム」。私が、妻と共に香川県に移住してきた理由の一つが、家を建てて永住することです。しかし、住宅ローンは金利のあれこれ、「元利均等返済」、「元金均等返済」など難しい用語が連発。「住宅ローン」の基礎知識を学ぶために手に取った一冊が『住宅ローンで「絶対に損したくない人」が読む本』でした。


住宅ローンで「絶対に損したくない人」が読む本

住宅ローンの基本が学べる

この本で学べたことを箇条書きでメモしておきます。

・営業マンに「いくら借りるか?」「金利タイプは?」と聞いてはいけない。

→営業マンは「売りたい物件」にしか興味がなく、客が住宅ローンを返済出来るかどうかについては責任も取れない。ただ、例外があって「提携ローン」の有無はきくべし。

・住宅ローンの返済期間は長めに設定

→後から伸ばす事はほぼ不可能だが、繰上げ返済で早めに返済することを目指す。

・「住宅ローン特約」を必ずつける

もし借りられなかった時に売買契約を白紙に出来る。

・住宅ローンは複数の金融機関、異なる金利タイプで本審査まで通しておく

・「元利均等返済」と「元金均等返済」の違い

住宅ローンとは、「420回ノーミスで続けるミッションである(35年ローンの場合)」

・繰り上げ返済は、住宅ローン控除が終わってからにする

・「無理なく完済できる住宅ローン」の4つのルール

  1. 毎月の返済額は、「手取り月収の4割以下でボーナス払いなし」
  2. 返済額が一定になる「元利均等返済方式」
  3. シミュレーションの金利は「固定金利」
  4. 定年時のローン残高は「1,000万円以下」

・メガバンクの調達金利が0.3%なので、金利が0.3%以下になることはない

・変動金利は、今後、金利上昇リスクがあるため、毎月の返済額の上昇や、最終回に多額の返済リスクがあり、破産の恐れも…。

・固定金利は、金利の変動リスクに対する安心料・保険料も含まれていると考える

・「フラット35」は全期間固定金利で、いかなる場合も金利は変更されない

・40代スタートの場合、60歳定年、65歳定年までの金利を固定するなら、20年固定金利で大部分の金利を固定できる

・繰り上げ返済をする資金が少ない人や、マイホームを売りにくいor売りたくない状況の人は、負債の面でリスクを取らないこと(固定金利)がオススメ

この本を読んで得られた気づき

・「固定金利」と「変動金利」のメリット、デメリットが分かった

今は超低空飛行の低金利で、そこだけを見て飛びつく人もいるみたいですが、今後、金利が上がるリスクに備えて、固定金利の方が良いかも?!と思いました。いや、むしろ上がるリスクしかないのでは?仕組みが複雑なので理解が難しいのですが、金利が上がると毎月の返済額の上昇や、最終回の多額の返済リスクが恐ろしい。固定金利は確かに今は変動金利よりも高いですが、全期間固定金利などの場合、返済額が変わらないという安心感があります。

複数の金融機関で審査をしても良いこと

これについては、複数の銀行などで住宅ローンの審査をしていたり、落ちたりをしていたら審査に悪影響があるのでは?と思っていたので目からウロコでした。

「フラット35」が意外と良いかもしれない

一見すると金利が高く見えたり、頭金を1割程度は入れないといけなかったりでデメリットが多いように感じられる「フラット35」ですが、ここに来て全期間固定金利で唯一、金利が変わることがないというメリットが大きく感じてきました。団信加入が任意なのも良いかも。まぁ、団信に入れないような健康状態ではないですが。

「住宅ローン」に備えて、今後やること

・引き続き、「住宅ローン」の複雑な仕組みや用語の理解を深める勉強を続ける

・住宅ローンの借り方、マイホームの具体的な計画について妻と相談する

・頭金1割程度、各種費用を貯金する

・あと一年くらいしたら、3つ程度の金融機関で審査を始める

あとがき

損をしない「住宅ローン」の借り方、仕組みについて理解できる一冊『住宅ローンで「絶対に損したくない人」が読む本』。マイホームを検討している全ての人にオススメの一冊です。

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