
お好み焼きや海鮮丼などのグルメ、四国村の貴重な文化財、屋島山上の絶景…etc.あらためて、香川県の魅力を堪能してきました。
お好み焼き ふみや

大阪に生まれてこの方、44年生活した私。「お好み焼き」と「たこ焼き」はソウルフードです。香川県民にとっての「さぬきうどん」と同じ感じかな。
そんな私ですが、香川県に来て2年経ちますが、お好み焼き店でお好み焼きを食べずにきました。「どうせ美味しくないのでは?」という勝手な思い込みがあったからです。
そんな時、会社の同僚に教えてもらったお好み焼きのお店が、高松市にある「ふみや」というお店。
本店が混んでいたので、鍛冶屋町店にしました。
ここは、「牛脂」を使って焼いています。
僕の好きなお好み焼き・たこ焼きは、外はカリッと、中はトロトロなのですが、ここはまさにそれ!牛脂を使うことにより、カリトロになるそうです。
マヨネーズも青のりも使わず、ソースだけというこだわり。そして、コテでお好み焼きを食べるスタイルが大阪時代を思い出してよかったです。店主の方が、大阪・十三にある「ねぎ焼き やまもと」の話をしてくださって、親しみが持てました。
「肝いか焼き」を選んだのですが、次回はオーソドックスなお好み焼きを頼もうと思います。
四国村(野外博物館)

次は、屋島山上にある四国村へ。ここでは、江戸時代〜大正時代に建てられた貴重な建築物を移築・復元しています。

内部に入ると、当時の人々の暮らしぶりが目に浮かぶようです。

四国村でも、一番てっぺんに位置するのが「灯台退息所」。
写真を見ると、まるでヨーロッパとか海外の風景のようです。ここが香川県であることを忘れるほど。


屋内もほぼそのまま再現されているようです。
活魚問屋 海寶(カイホウ)

晩御飯は、牟礼エリアにある「活魚問屋 海寶(カイホウ)」へ。店内の大きな水槽が印象的です。

「刺身定食」を注文。想像を遥かに超えるボリュームで出てきてビックリ。
茶碗蒸しにサラダ、ケーキもついてます。

大阪では、なかなか新鮮な魚に巡り合わなかったのですが、やはり香川県の魚介類は新鮮さが違います。うどんだけじゃない「香川県」。
望海荘(屋島山上のホテル)

夜は、屋島山上にある望海荘に宿泊。高松市内の絶景を拝めます。

翌日は快晴。女木島がくっきりと見えました。
八栗寺

翌朝は、八栗ケーブルを使って、写真の五剣山にある八栗寺へ。五つの峰が、「剣のように」見えますね。


この八栗寺なのですが、真言宗のお寺でした。ちなみに、私の父母の宗派は、同じ真言宗。そして、お参りした8月1日は母の命日であることを思い出しました。
本堂で、これも偶然ですが、お経を読む会が行われていて、妻の勧めもあって参加しました。
私の祖母が、母の仏壇に向かって来る日も来る日も毎日、お経を唱えてくれていたのを思い出して、郷愁に浸ってしまいました。
カフェRemza(レムザ)

旅の最後は、「カフェRemza」で締め。ここは、カフェなんですけど古道具屋さんでもあります。この店内の風景がとても美しくて、何回訪れても写真を撮ってしまいます。

冷たいアイスコーヒーで旅を締めくくりました。
あとがき
元々は、大阪に行く予定だった夏休み。コロナ感染者の増加で断念したのですが、結果としては、屋島と牟礼の旅行にして、とてもよかったです。お好み焼き、刺身定食に屋島の絶景はどれもよかったのですが、特に真言宗の八栗寺での読経は、心に沁み入りました。