神様がベルギーの何の変哲もないアパートに住んでいて、自前のパソコンで気まぐれに飛行機事故や災害を起こしている、というなんとも興味を惹かれる設定の映画。パッケージを観た限りでは、ハートウォーミングなコメディかと思いきや、なかなかの皮肉とブラックユーモアの詰まった快作でした。神様には、寡黙な妻と兄(イエス・キリスト)と主人公である娘エアがいて、父の所業に憤慨したエアが、全世界の人間に余命を知らせるメールを送ってしまうというあらすじ。人間誰しもいつかは死ぬのですが、残された時間をいかに使うか。個人の宗教観も含めて、色々考えさせられる映画でした。思いがけないオチでしたが、神様はホンマにイヤなヤツでしたね(笑)
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