映画「この世界の片隅に」の感想・レビュー。戦時下の暮らしを描いたほんわかとした映画です。

映画の日、映画サークルの先輩と3本目の鑑賞。昭和20年、終戦間近の広島・呉。どこにでもいる普通の女性すずの日常をたんたんと描く。すずの声を演じたのが、改名して「のん」となった能年玲奈。彼女の素朴な声が胸にしみます。「のん」と言っても、フットボールアワーの岩尾さんではありません(笑)。主役のすずさんが器用で料理や家事をソツなくこなすのにも関わらず、ちょっとおっちょこちょいでホンワカとしてるところが、とても魅力的。声を担当しているのんちゃんは、まさにピッタリかもしれません。あ、本人の性格知りませんが。結構、理想的な女性像でこんな人と結婚したいな、と言うくらい。広島の原爆投下をテーマにした作品と言うと、「蛍の墓」、「ハダシのゲン」などを連想しますが、それらとは違って、絵のタッチの可愛らしさやすずさんの性格のホンワカさと相まって、そんなに深刻にならず、サラッと観れます。あんなに大変な戦時中でも人々の営みは普通にあったんやなーと。それでも、終盤の展開は苛烈を極め、しっかり戦争の悲惨さを印象づけます。もう一度鑑賞したく、思わずパンフレットを購入しました。全日本人に強くオススメする一本。映画を観られる幸せを噛み締めました。

via PressSync

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