映画「ヒトラーの忘れもの」の感想・レビュー。「地雷撤去」に焦点を当てた異色のナチス映画。

1945年、第二次大戦後のデンマーク。ナチスドイツが、海岸線に大量に敷設した地雷の撤去にドイツの少年兵が充てられる。デンマーク指揮官と少年兵との間のドラマを描く。地雷撤去に関しては、ほぼ素人の少年兵たち。ほぼ半数が命を落としたり、重傷を負ったそうです。デンマーク将校の扱いも劣悪で、ナチスは当然酷いのですが、戦勝国も大概なことをしていたんやなーと。とにかく、全編、地雷の撤去に携わる緊迫感に包まれていて、いつ爆発するんやろ、いつ爆発するんやろ、と気が気でない!安心した瞬間に爆発シーンがあり、気が緩めない感じでした。ただ、ここは爆発するんちゃうか、って場面で爆発して、先が読めるところもありましたが。「ナチス」モノは今年、「サウルの息子」、「帰ってきたヒトラー」がありましたが、これは題材が珍しくなかなかの良作ではないかな、と思います。ただ、邦題が変。「ヒトラーの忘れもの」だとちょっと良いもののように感じられるのですが、原題は「land of mine」で「地雷の海岸線」かな。意味合いが全然違うし、地雷は殺戮兵器ですしね。

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