映画『千年女優』感想・ネタバレあり。空想と現実が入り混じる壮大なアニメーション

千年女優

Netflixで鑑賞。あまり期待しないで、見たけどかなり良かった。

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バンダイビジュアル

46歳で夭折した今敏監督作品。

映像製作会社の社長が、往年の大女優に、架空の映画会社「銀映」の古い製作所の取り壊しに関するドキュメンタリー取材をする、というのが大まかな筋書き。

取材の途中で、空想(イマジネーション)の世界である映画の中に、主人公たちが入り込む、という構成が面白いです。

以前見た同じ監督の作品「パプリカ」も、現実と幻想が入り混じる、というような世界観だったように記憶してます。

イラストや絵画の中を、女優だけが動く、というようなシーンもあって、アニメーションの醍醐味を体現しているような作風やな、と感心して見ていました。

今敏監督は、アニメーションならではの表現技法を追及していたのではないでしょうか。

全体を貫く構成としては、大女優が過去に出会った「想い人」を何年も何年も、それこそ戦国時代から宇宙時代に至るまで探し続ける、というある種壮大なストーリー。

もちろん、映画の中に入り込む、という荒唐無稽なお話なのですが。

見終わったあとは、切ない気持ちになりました。

もう一度見てみたくなる作品ですね。

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