樺沢紫苑先生の「「ストレスフリー超大全」で「ペルソナ」を学ぶ事例として紹介されていた映画「マスク」。
https://gold-pegasus.com/stress-free-book.html
さっそく鑑賞しました。
ペルソナとは?
ペルソナとは、心理学用語で「仮面」のこと。
人は、さまざまな場面で仮面を使い分けています。
会社での仮面、友達との仮面、子に接する時は親の仮面など。
「私は、全ての人に同じように接しています。」なんて人はいないのではないでしょうか。
人は多かれ少なかれ、ペルソナを使い分けているのです。
この映画は、ある日、気弱な銀行員が古代の仮面を拾って試しにつけてみたところ、イケイケ、ノリノリ(笑)の魔神に変身してしまう、というマンガみたいなノリのコメディ映画です。
公開時は人生のどん底
本作は1995年2月の公開。
テレビCMで見た記憶があるのですが、その頃は映画どころではありませんでした。
読売新聞で予備校奨学生をやっていた私は、二浪目の受験も失敗。
人生のどん底でした。
新聞奨学生の月給は7万円。
寮なので家賃がいらない、とは言え、映画を見るような金銭的余裕はありません。
しかも、精神的にも追い詰められていて、娯楽を楽しむどころではありません。
そんな思い出(?)の映画を、ネットフリックスで見放題で見られるとは隔世の感があります。
ジム・キャリーは本作でブレイク
主演のジム・キャリーは、大袈裟というか過剰過ぎる演技が好き嫌いの分かれるところ。
私は、本作より、演技派俳優として覚醒した「トゥルーマンショー」や、「イエスマン」の方が好きです。
中でも、「イエスマン」は人生のバイブルってくらい好き。
ですが、本作のディズニーアニメーションみたいな過剰なノリの演技も、これはこれで良い。
相手役のキャメロン・ディアスの太陽のような笑顔と爽やかな色気も、素晴らしいです。
あとがき
若き日のジム・キャリーとキャメロン・ディアスの新鮮な演技が楽しめ、心理学用語「ペルソナ」の理解も深まる映画「マスク」。
気楽に見られるコメディ映画ですよ。
Posted from SLPRO X for iPhone.